筆記試験編2016 あっこれは楽勝♪そう思っていた時が僕にもありました

第二種電気工事士　試験
筆記試験編

年2回試験が開催されます。
2016年は上期6月5日、下期10月1日実施
私は下期を受験しました。
勉強開始は8月お盆過ぎてから
3日ほど参考書読み進めて、時は流れた・・・
なんというか、最初の工具、部品の写真で覚えていくところはまだいいんですが、コンセントなどの各種部品が●とか□とか記号ばっかりで、ぷすぷすと熱をだす頭

えっ、何この頭に入らない感覚は。
参考書は出題の分野ごとにまとめてあるので、覚えやすいはずなのですが、読み進めてもなんというか◯◯工事は4m以下、でもこの場合は2m以下とかが多すぎて何が何やらと。

9月になり、気を取り直し、勉強方法について考え直しました。
（ここまでの合計勉強時間は数時間ですが・・・。ええ、分からないから続けにくいのもあるのよ、あるのよ、多分）

本屋で参考書と同時に購入しておりました、筆記試験の過去問題集（過去3年分で6回分）
暗記物試験の王道「過去問を繰り返しやる」
そうです、試験問題の大部分は過去に出題されたもの
要は過去問暗記すれば、筆記試験はさっとクリア♪

まあ、そう簡単には進まないので下記を読んでください。
合格ライン　50問中30問正解　60点ということですね。
9月上旬
H27下期　20問
H27上期　16問
H26下期　22問
H26上期　18問
H25下期　24問
H25上期　26問

9月下旬（２周目）
H27下期　31問
H27上期　30問
H26下期　30問
H26上期　26問
H25下期　33問
H25上期　31問


おっ、正解30問超えたよ、ではなく同じ問題なのに、20→31、16→30。
いかんです、全然足りません理解力。
時間もかかり試験1回解いて答え合わせしてで3時間（1.5時間×2日）かかってます。
さすがに2回めは1.5時間ですが。

9月末（３周目）
H27下期　41問
H27上期　41問
H26下期　34問
H26上期　35問
H25下期　45問
H25上期　40問

過去問3回もやったら、同じ問題なら正解できて当たり前で実際の試験ではどうなのと思うでしょうが

10月1日　試験本番 自己採点　38問正解　合格　やった～　＾＾

ちなみに、電圧や抵抗の計算問題は簡単な問題以外は取れてないし、回路の複線図に直さないといけない問題とれなくても、十分合格圏に入れます。

しかし、後半20問の配線図問題で今回まさかの工場図面
過去問では一軒家図面、マンション、店舗図面だったので、動力の3相3線がくるとは
まあ解答する分には過去問学習で対応できましたが、まったく同じ問題パターンではないんですよね。
例年にない筆記試験の46.4％と合格率低いのはそのせいなのかな？

最後に週末利用したりして1日に3回分解いたりと追い込みで頑張って、ようやく40問ラインになりました。試験は10月1日なので、結構一週間前からはドキドキでした。
やはり、仕事終わってからの試験勉強なので、週末の時間が試験勉強できたから良かったものの、仕事や用事があったら筆記試験を通過できたかどうか。

振り返ってみると問題点は、勉強の習慣化ができるどうかですね。
過去問3回解いて、答え合わせして間違えた箇所を覚える。
一周目は試験一回分に3h×6回　18h
二週目は試験一回分に2h×6回　12h
三周目は試験一回分に1.5h×6回　9h　計39h
過去問だけで40時間、これに参考書も参照・暗記で10時間は欲しいところ
50時間　これをいかに習慣として、スケジューリングして消化していくがかポイント

試験はやる気が大事というのは、この習慣化に意志力が大きいからですね。
かくいう私も、前半戦は勉強スイッチ入れるのに手こずりました。
手こずるから後にずれると、問題を理解していないので最後の暗記追い込みも効果が小さいですから。
50時間、一日8時間なら一週間で余裕じゃんとならないのが現実です。
仮に仕事していないとしても、いやじゃー、そればっかりはできんのじゃーとなるのが目に浮かぶます。
頭を電気関連の知識が入るように、丸暗記だとしてもそう持っていく期間は必要だし、より効果はあると思います。実際、参考書の理解が急速に進んだのも過去問ニ周目以降からでした。
まず一周目は何がなにやら、でもこなすしかない。
二周目になると問題解くのも嫌とは思わず、徐々に頭に入ってきました。

こうして書いてみると、8月お盆～8月末までの期間で全然進めてなかったのは危なかった。
試験前の踏ん張りはききますが、そのためにも8月からの勉強が精神的にもお薦めです。
なぜかといえば、筆記試験終わった後に、また新たな問題が発生（泣）

タグ：第二種電気工事士